外壁① 塗装
1事象
①カビ・藻による汚れ
②塗装の色あせ(チョーキング)
③塗装のヒビ割れ、素材の割れ
2原因
事象① 藻やカビは、適度な水分と温度などの環境が整えば外壁の種類に限らずどこでも発生します。
黒い色は藻にカビが生えたもので、品質に問題はないことをご理解ください。
事象② 自然環境の変化や経年劣化により起こります。
事象③ 外壁表面の塗装が薄くなり、表面から水分を吸い込み湿気を帯びます。湿潤と乾燥の繰り返しにより外壁表面側から材料破壊が進みます。
3メンテナンスしないとこうなる
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塗装が劣化すると外壁材に水が浸透して凍結融解をおこし、やがて外壁材の表面剥離へと進行していきます。このような状態になると、面材の貼替えが必要になります。
4対応(カビ)
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やわらかいブラシを使って水洗いすることなどにより、表面の汚れ等は除去できますが、カビに関しては数ヶ月で再発する可能性があります。塗装の下地処理として、除菌材を塗布後、植物性のバイオ洗浄液で高圧洗浄するのが効果的です。