構造体① 基礎
1事象
基礎コンクリートがひび割れする。
表面が剥落する。
2原因
空気中の二酸化炭素によりコンクリートのアルカリ性が低下する。(中性化)
⇒コンクリートの、鉄筋を腐食から守る効果が少なくなる。
⇒鉄筋の腐食が進行する。
⇒鉄は腐食すると膨張する。
⇒基礎内部の鉄筋が膨張し、コンクリートにひび割れや剥落を生じる。
3メンテナンスしないとこうなる
4対応
状況に応じた補修が必要なので、住宅メーカーに相談してください。
①軽微なひび割れ
ひび割れ部分からエポキシ樹脂等を注入し、空気・水分の侵入を防止する。
その上で、中性化抑制塗料の塗布等を行う。
②大きいひび割れや、コンクリートの剥落が生じている場合
浮きのある部分を除去し、補修を行う。