現象21 パッキン、シーリングなどについたカビの汚れが取れにくい
原因カビが部材の中に入り込んでいる
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カビの菌糸体
カビは繁殖するために色が付いた胞子をたくさん作る
胞子がたくさん集まると汚れに見える
DIYカビ取り用洗剤を使い、カビを落とす
DIY難易度
やや難しい
DIY作業時間
30~60分
用意するもの
DIYにかかる費用
カビ取り用洗剤/300円~ |
専門業者への作業依頼費用 (部品・材料費は除く)/8,000円~ |
手順
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ポイント
- 上記手順でもカビが残る場合は、同じ手順を数回繰り返して行ってください。
- カビがパッキンやシーリングの奥まで浸透する前に早めにお手入れが必要です。
- カビ取り用洗剤を使う場合は必ず換気をし、洗剤の説明事項をお守りください。
日頃のお手入れ
浴室の湿度を抑えるとカビの繁殖は起こりにくくなります。そのために、浴槽の湯を翌日まで残す場合は、風呂フタをしてください。最後に入浴される方は、壁面や床に水をかけて汚れを落とし、タオルなどで浴室の水分を軽く拭き取ってください。
COLUMN
表面だけでなくパッキン等にカビが奥まで浸透してしまうと、完全に取り除くことはできません。また、シーリングは5年程度で隙間が生じることがあります。隙間や剥がれが生じたら、漏水の原因となりますので、専門業者にご相談ください。