現象21 パッキン、シーリングなどについたカビの汚れが取れにくい
原因カビが部材の中に入り込んでいる
カビは、20~30度の温度、70~95%の湿度、そして石けんカスや人間の垢などの栄養分が揃うとすぐに発生します。
カビの菌糸体
カビは繁殖するために色が付いた胞子をたくさん作る
胞子がたくさん集まると汚れに見える
DIYカビ取り用洗剤を使い、カビを落とす
DIY難易度
やや難しい
DIY作業時間
30~60分
用意するもの
DIYにかかる費用
カビ取り用洗剤/300円~ |
専門業者への作業依頼費用 (部品・材料費は除く)/8,000円~ |
手順
01ぬれていたら、から拭きをして水分を拭き取ります。
02カビ取り用洗剤を、飛び散らないように汚れ部分に吹き付けます。
035~10分程置いて、水でしっかり洗い流します。
04から拭きをして水分を取り除きます。
ポイント
- 上記手順でもカビが残る場合は、同じ手順を数回繰り返して行ってください。
- カビがパッキンやシーリングの奥まで浸透する前に早めにお手入れが必要です。
- カビ取り用洗剤を使う場合は必ず換気をし、洗剤の説明事項をお守りください。
日頃のお手入れ
浴室の湿度を抑えるとカビの繁殖は起こりにくくなります。そのために、浴槽の湯を翌日まで残す場合は、風呂フタをしてください。最後に入浴される方は、壁面や床に水をかけて汚れを落とし、タオルなどで浴室の水分を軽く拭き取ってください。
COLUMN
表面だけでなくパッキン等にカビが奥まで浸透してしまうと、完全に取り除くことはできません。また、シーリングは5年程度で隙間が生じることがあります。隙間や剥がれが生じたら、漏水の原因となりますので、専門業者にご相談ください。