現象16 便器内手洗いタンクの水が止まらない
原因フロートゴムが磨耗してタンク内の水が便器へ流れ続けている
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ずっと水が出ている
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洗浄ハンドルと連動して上下し、タンク内の水の便器への給止水を行います。
DIYフロートゴムの交換をする
DIY難易度
やや難しい
DIY作業時間
30分
用意するもの
DIYにかかる費用
フロートゴム/1,000円~ |
専門業者への作業依頼費用 (部品・材料費は除く)/6,000円~ |
手順
01止水栓を閉めます。
※水が出ないことを確認します。
02タンクのフタをゆっくり持ち上げて、手洗い吐水口と接続管の接続を外します。袋ナットやクリップで接続してあるタイプのものは、フタを少し持ち上げて接続部分を手をゆるめてからフタを外します。
03洗浄ハンドル先端のフックに掛けてあるクサリを外し、フロートゴムをストッパーの下から引き抜きます。
※案内棒は弾力性があるので、フロートゴムを傾けて、横から引き抜いてください。
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04新しいフロートゴムの案内棒をガイド穴に差し込みます。フロートゴムに付いているクサリをストッパーの中を通し、洗浄ハンドル先端のフックに、クサリの玉が3~4個たるむように引っ掛けます。
※最後に洗浄ハンドルを操作して、フロートゴムが正常に作動していることを確認してください。
05逆の手順でタンクにフタをしてから、止水栓を開きます。水漏れがないことを確認します。
※大小洗浄があるタイプは大小それぞれに正常に洗浄できているかを確認してください。
ポイント
- 陶器製のタンクのフタはワレモノです。落としたりしないように注意してください。
- フロートゴムの黒い汚れが手に付くことがありますので、ゴム手袋を使いましょう。
COLUMN
ここに示す手順は一例です。メーカーや機器によって形状や取付方法、部品が異なります。手順については、取扱説明書やメーカーのホームページでご確認ください。