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Part2 現象16 収納

現象16 収納の扉に隙問、ズレがある

原因使っているうちに扉の丁番のネジが緩んできて、扉がずれてしまった

前後のズレ

左右のズレ

上下のズレ


扉の位置の調整は、扉内部の丁番(ヒンジ)で行っているため、開閉を繰り返すうちに丁番のネジが緩んでくると、扉にズレやすき間が発生します。
また、中に入れた物の重みで収納棚がたわみ、ずれる場合があります。

DIYドライバーでネジを回し、調整する

DIY難易度

やや難しい

DIY作業時間

10分~

用意するもの

DIYにかかる費用

0円
専門業者への作業依頼費用
(部品・材料費は除く)/8,000円~

手順

●調整丁番Aタイプ

●調整丁番Bタイプ

前後のズレ

01前後調整ネジを緩めます。

02次に扉を手で押して、位置を調整します。

03位置が決まったら、ネジを締めて再び固定します。

左右のズレ


左右調整ネジを左右に回して、位置を調整します。

※時計回り(右回り)に回すと、扉が外側に移動します。

上下のズレ

●Aタイプの場合

01上下調整ネジ(座の固定ネジ)を緩めて上下位置を調整します。

02位置が決まったら、ネジを緩めて再び固定します。

●Bタイプの場合

上下調整ネジを左右に回して上下位置を調整します。

ポイント

ネジを緩めすぎると外れてしまいますので、軽く緩める程度で調整してください。

日頃のお手入れ

丁番のネジは緩みやすいので、日頃からがたつきがないか確認し、固定用のネジの増し締めをしましょう。

COLUMN

耐震ラッチは地震の際に収納物が飛び出さないよう、扉や引出しを自動的にロックする仕組みです。一度家中の吊戸棚や収納などを点検し、耐震ラッチの有無を確認しておくと、いざという時に慌てずに済みます。