現象10 壁紙のつなぎ目が剥がれてきた
原因湿気や乾燥などで壁紙の糊がはがれる
壁紙は糊で貼っているため、年月が経つと剥がれてきたり、部屋の乾燥などで伸縮を繰り返し剥がれる場合があります。
DIY壁紙専用糊を塗り補修する
DIY難易度
やや難しい
DIY作業時間
10分~
用意するもの
DIYにかかる費用
壁紙専用糊/100円~ |
壁紙押さえローラー/500円~ |
専門業者への作業依頼費用 (部品・材料費は除く)/8,000円~ |
手順
01壁紙が固くなってる場合はドライヤーで軟らかくしてください。
02壁紙専用糊を壁紙の裏全体へ綿棒などを使って塗ります。
03塗った後、ローラーで押さえて仕上げてください。空気を外へ出すようにローラーをかけてください。はみ出た糊は拭き取ってください。
ポイント
- 強力な接着剤を使用するとクロスがゴワゴワになったり、貼り替え時にきれいに剥がせなくなったりしますのでご注意ください。
- 小さな剥がれであれば、でんぷん糊や木工用ボンドでも代用できます。
- ローラーを使用することで余分な糊や空気が外に押し出され、きれいに貼れます。
日頃のお手入れ
- ビニール製の壁紙は水拭きできますが、継ぎ自に水が入ると剥がれやすくなりますので固く絞って湿気を残さないようにお手入れしてください。
- 湿気が多い所では風通しを良くしてください。
COLUMN
- クロス専用のりやローラーには、糊を塗る刷毛がセットになっているものも売っています。
- 壁紙には①ビニール製と②天然素材の紙製、布製の大きく2つの種類があります。多くはビニール製ですが、天然素材の壁紙はちょっとした湿気、温度の変化により伸び縮みします。特に新築直後は顕著です。室内環境が安定してくると安定してきます。