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Part1 現象03 玄関・勝手口ドア

現象03 ドアの開閉スピードが速い・遅い、遅くてドアが閉まりきらない

原因ドアクローザー内のオイル粘度が季節(気温)によって変化する

閉まりきらない

内部のオイルの流れがバネで圧縮したピストンの動きを制御しています。オイルは暖かいと柔らかく、寒くなると硬くなります。そのために気温によって速度が変化します。

DIYドアクローザーのスピード調整をドライバーで行う

DIY難易度

やや難しい

DIY作業時間

10分~

用意するもの

DIYにかかる費用

脚立/6,000円~ レンチ/800円~
専門業者への作業依頼費用
(部品・材料費は除く)/8,000円~

手順

01クローザーの調整ネジは、ドアの開く区間に対応しています。どの区間の調子が悪いか、確認してください。
02プラスドライバーで少しずつ回転させて、動きを確認してください。わずかな調整で速度が大きく変わります。調整の程度に注意してください。

ポイント

  • 右へ回すと、スピードが遅くなり、左へ同すと速くなります。
  • 調整ネジは左へ45度以上回さないでください。クローザーが緩み、勢いよく閉まり、挟まれる事故の原因となります。
  • 調整ネジを回しすぎると故障の原因になりますので、左右45度以内の回転範囲で調整してください。

日頃のお手入れ

きしみ音が発生したり、開閉がスムーズで無い幼合は潤滑剤(テフ口ン系、シリコンスプレーなど)を吹き付けると止まります。

COLUMN

ドアクローザーから油が漏れてきたら調整が効かなくなり交換時期です。